※画像クリックでキャラクター相関図を表示します(ネタバレ)。
Expedition 33(エクスペディション33)クリア後に残った謎やキャラクターの相関関係を整理するために作成しました。当然ながらネタバレを含むので、以下未クリアの場合はご注意ください。
プロローグ~ACT1の主人公なのに、意外なところで退場してしまったギュスターヴ。
孤児であったマエルを引き取って義兄弟になったり、マエルを気にかけていた良いキャラクターではあったのですが...アリシアEDでは、アリシア=マエルが母アリーンに変わって絵画世界に執着してしまっているので、抹消されたはずのソフィーとともに”描き直し”されて復活します。ギュスターヴは弟子たちに貰ったジャーナルを書く時でも頻繁に「後世につなげるために」と言っている、「一人が倒れても他が次に進む」というような遠征隊のモットーも口にしますし、彼の遺志に反するのでは、と思ってしまいます。
【現実世界のヴェルソ】
享年26歳。ある意味で、絵画世界(モノリス)と現実世界を隔てるキッカケになったとも言える人物。もし彼がアリシアの起こした火事で亡くならなければ、この悲劇は起きなかったのかもしれない。
エスキエやジェストラル、グランディスなどの種族を生み出した=描いたとされる通り、現実世界の彼は画家よりだったのかも。
【絵画世界のヴェルソ】
崩壊する前の旧ルミエールではパン屋の2階に住み、音楽学校に通っていたというヴェルソは、ペイントレスによる抹消が始まってからは、「第0番遠征隊」として父親たちとペイントレス打倒の旅に出征することになります。世界の真相を知り、かつ自分が原因だと理解しているからこそ、「もう描かれない」(永遠の死)のためにこの世界と自分の輪廻を終わらせようともがくヴェルソ。キャンプ会話などから、この世界のヴェルソは画家(ペインター・ペイントレス)の一家にも関わらず自分はピアニストになりたかった、ということが度々言及されることからも、”描かれた(作られた)”生命である彼ら絵画世界の住人であっても、現実とは違う道を選ぶ、自我もまた別なのだということの示唆なのかなと考えました。
【現実世界のルノワール】
現実のルノワールは、二度目に訪れることになる崩壊したルミエールにて、「(絵画世界の時間で)67年もこの世界に閉じ込められていたんだぞ!」と激高するシーンがありました。
物語最初の絵画ルノワールの襲撃からマエルを助け、浮遊する水の屋敷に匿っていたキュレーターこそが現実のルノワールだと明かされます。「顔のない少年」や「消えゆく男」など、各地で出会う”言語を喋っていない影”の言葉はきちんと言葉として描写されるので、キュレーターが言葉を話せない(何を言っているのか分からない)ということは、この世界を描いたアリーンがそのように描いたから、ということになるのでしょうか?
【絵画世界のルノワール】
不老不死を終わらせようとしている息子とは対照的に、絵画アリシアや絵画ヴェルソなど、絵画世界の家族を守るために、遠征隊を阻止し続けている、と思われるルノワール。
ギュスターヴたち4人+エスキエでは、どのみちモノリスの結界を壊すすべを知らなかったはずなので、放っておいても遠征自体を阻止は出来たと思うのですが...絵画世界が作られるそもそもの発端となる火事の原因となった真アリシア=マエルがいたので、見過ごせなかったのかもしれません。
アリシアの姉、クレアは絵画世界の中では「空飛ぶ屋敷」や「ルノワールの下書き」など、寄り道ダンジョンに立ち寄らないと出会わないキャラクターです。
すべてのイベントを終えると、絵画世界でも結構暗躍していたことが明らかに...。ペイントレスの下まで辿り着いたヴェルソに接触し、真実を伝えた上で記憶なしで生まれ直した妹「アリシア」=マエルを見守るよう依頼していて現実の他方、母アリーンの描いた絵画世界の自分(クレア)は嫌って「上書き」(自我や記憶を塗り替えること)をしました。
その結果、絵画クレアは屋敷でひとり孤独にネヴロンを描き続けるという使命を負わされることに。「空飛ぶ屋敷」広場にいる少年=現実ヴェルソの残留思念?には「こっちの世界のクレアにも心や魂があったのに」ということで、「彼女を救ってあげて欲しい」というような依頼をされます。
また、「ルノワールの下書き」にいるシモンは第0番遠征隊の仲間だったという以外にも、絵画クレアと想いを通じ合っていたと思われる描写があります。しかし絵画クレアは上書きされ遠くに閉じ込められ、本人も現実クレアに唆されてモノリスの地下で「上書き」されて壊れていったことが独白として挿入されるわけです。
クレアは現実世界での妹アリシアは(現実に戻った時に結構辛辣なことを言われますが)結果的に大事にする一方で、絵画世界の住人は利用していることから、徹底的な現実主義者として描写されています。
Developed by Sandfall Interactive. Published by Kepler Interactive. All rights reserved.
当サイトのコンテンツ内で使用しているゲーム画像の著作権その他の知的財産権は、当該ゲームの開発元に帰属しています。